
レオパレス21といえば、アパートのサブリースで有名になった賃貸アパート大手のひとつですが、界壁の未設置で建築基準法を準拠していない時期があったことがわかりました。
レオパレス伝説とも言われる、「隣の部屋の音が聞こえる現象」は界壁の未設置による音漏れの可能性もあり、都市伝説ではなかったことが確認されたという状況です。
今回の指摘のきっかけになったのは、2018年3月29日と4月17日に、2人の物件オーナーから「行政が発行した確認通知書の内容と、実際の建物に相違がある」と指摘があったこと。
それを元に調査を行なったところ、1996年~2009年に建てられた「ゴールドレジデンス」など6ブランドのアパートで不備を確認。
さらに1994年~1995年に「ゴールドネイル」、「ニューゴールドネイル」ブランドでも不備があることが確認されており、現在すべてのアパート3万7853棟について調査を行う旨を発表しています。
界壁の設置・補修は「1枚あたり15万円」の費用がかかりますが、それをレオパレス21が負担。
さらに改修工事中の引っ越しに伴う費用負担などもレオパレス21側が負担することを発表しています。
すでに検査が終わった物件での不備発生率を元に算出すると、2642棟ほども改修対象になると想定されており、補修総額だけでも15億8520万円にもなることがわかっています。
かなり高額な費用負担となりますが、これは致し方ないこと。
立て続けにシェアハウス運営会社が倒産し、レオパレス21でも建築不備があったということで、不動産オーナーには衝撃が走っていますよね。
良い面も悪い面もある不動産投資。
実際に行う際には信頼性の高いところで、自分である程度リスクコントロールができる方法を選ぶ必要があるということを今回の件でも考えさせられましたね。
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