
時代はどんどん変化していきます。
木造住宅の構造的な見地から、
時代にマッチした木造住宅の工法を開発研究して13年。
日本古来から続いてきました
在来軸組工法より断面欠損の少ない金物工法を目指し、
新しい金物の研究に取り組む中、企業の開発競争にも負けない画期的な
木質門型ラーメンフレーム「コア・シルエット」の実大実験、
開発を致しました。
次に
数年前、中部地方の株式会社富士ハウス倒産により、
多くの建築主が自分の家がまだ建築完成していないのに建築代金を支払っており、
二重ローンを組まなければ家が完成しないような事件が社会問題として、
報道されました。
そこで、「信託」 と言う制度を活用した工事請負契約と完成保証制度を併用し、
且つ、工事の出来高分を査定し、出来高以上の過払いをしない。
「エスクローシステム」に取り組んでまいりました。
「エスクローシステム」は建築主のみならず、工務店側にとっても、
住宅ローンのつなぎ融資による工事出来高分の入金があり、
住宅工事完成迄の間の建材・住設機器仕入れ費用、工賃等の支払を
立替ることなく工事進行できるメリットもあります。
日本では「信託」と言うことがまだまだ一般普及していませんが、
昨今のネット社会において、商品売買等 見えない相手と安心して
商品購入ができるシステムは必要不可欠になると信じ、その普及と、
さらにグローバルに変化してゆく社会に見合った商品、システム開発
に取り組んでいきたいと思っています。
社会に貢献できる仕事を目標に。
一級建築士事務所 株式会社 賢
代表取締役 西窪久雄