
一般社団法人リノベーション協議会が毎年行っている【リノベーション オブ ザ イヤー】の2019年度版の審査結果が発表されました。
2019年は全国から279作品もエントリーされ、非常に多くの作品の中から、いくつかの部門に分けてグランプリが発表されています。
新築マンションや新築一戸建てよりも、中古マンションや中古の戸建を購入することで、費用面や立地のメリットがある場合もあるので、リノベーションを考えている人必見です。
総合グランプリ、部門別最優秀作品賞など、特に私が気になったリノベーション作品を紹介すると・・・
- 総合グランプリ:『鹿児島断熱賃貸〜エコリノベ実証実験プロジェクト〜』 株式会社大城
- 500万円未満部門 最優秀作品賞:『我が家の遊び場、地下に根ざす』株式会社ブルースタジオ
- 1000万円未満部門 最優秀作品賞:『my dot. – 東京の中心で風呂に住む-』株式会社リビタ
- 1000万円以上部門 最優秀作品賞:『5世代に渡り受け継がれる、築100年の古民家』株式会社アトリエいろは一級建築士事務所
- 無差別級部門 最優秀作品賞:『古くなった建物に、新築以上の価値を。~戸建性能向上リノベ実証PJ』YKK AP株式会社
上記5つの作品はエントリー企業97社の中でも特に秀でているものなので、リノベーションをする際の参考になります。
2019年のリノベーション オブ ザ イヤーの作品の傾向として、耐震補強や断熱改修などの性能向上の量と質が飛躍的に高まった印象があります。
受賞作品の中には、新築基準を遥かに超えるレベルの性能を実現しつつ、住宅市場への幅広い波及効果が期待される作品も確認されている状況。
性能向上リノベーション賞を受賞した3作品も注目すべきだと思います。
- 株式会社まごころ本舗:「最小限の予算で ★耐震適合★2世帯住宅」
- 株式会社WOODYYLIFE:「再生匠家 -性能向上・自然素材リノベーションモデルハウス」
- 株式会社リビタ:「未来へつなぐ価値と暮らし-HOWS Renovation八雲の家」
2019年度のリノベーション オブ ザ イヤーは性能向上と住まいの個性を表現した作品も多かったと思います。
2020年のリノベーション オブ ザ イヤーでは、客観的な数値を示すことで、より安心して住めるリノベーション物件が登場するはずなので、設計施工の事業者には知識と技術力が求められるのではないでしょうか。
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