
国土交通省が2018年3月27日に公表した公示地価で、大阪でははじめてミナミがキタを超えて、商業地のトップに躍り出ました。
昨年までのトップは大阪市北区の「グランフロント大阪南館」で、1平方メートルあたり1500万円。
今年のトップはミナミにある商業ビル「クリサス心斎橋」で、1平方メートルあたり1580万円で、前年から22.5%も上昇。
クリサス心斎橋は、戎橋(ひっかけ橋)のたもとにある商業ビル。
H&Mや中国茶房8、しゃぶしゃぶ但馬屋DXなどのテナントが入った地上7階、地下1階の建物で、2010年に「Luz心斎橋」として誕生し、改名されたビルです。
現在のクリサス心斎橋は、クリサス・リテール・トラスト(CRT)が所有し、管理を担当しているのは丸紅リアルエステートマネジメント。
わずかな差かもしれませんが、ミナミがキタを超えたのは、調査が始まった1970年以来初めての出来事。
訪日外国人の多くがミナミを中心に訪れていることが今回の大きな要因。
まだまだ訪日外国人の増加が見込まれていますので、この調子で行けばもう少しミナミの商業地の価値が上昇するでしょう。
好調なミナミの反面、最近のキタはオフィス需要も落ち着いていることもあり、賃料のさらなる上昇は難しい状態になっています。
ミナミの好調さを表しているのが、2018年1月19日に10年ぶりに再稼働した「えびすタワー」
ドンキホーテが2億5000万円もの費用をかけて改修し、再稼働させたほど。
今後のミナミの伸びが気になりますが、最近はベイエリアのニシの開発も気になります。
弁天町駅直結の複合施設「オーク200」が「Osaka Bay Tower」に改名し、「アートホテル大阪ベイタワー」としてフルサービス型ホテルをリニューアルオープン。
天保山の大観覧車やユニバーサルシティを一望できることでキレイな夜景スポットとしても期待されています。
特に51階のレストラン「スカイビュッフェ51」からの眺望は格別で、ランチで2500円〜ディナーで4300円〜の値段で80種類以上の料理とソフトドリンクを楽しむことができます。
2019年2月には、延べ床面積約5000坪を超える天然温泉を有する関西最大級の都心型温泉テーマパーク「ソラニワ SPA 弁天」がオープン予定ですので、そちらも楽しみですね。
これまで大阪の商業地といえば、キタという印象がありましたが、今後はミナミにニシとどんどん分散されていくのかもしれませんね。
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