
全宅連と全宅保証が行った「住まい方の意識トレンド調査」で、若い世代ほど二地域居住に興味があることがわかりました。
国土交通省も推奨する二地域居住の定義は、都市部と地方部に2つの拠点を持ち、定期的に地方でのんびり過ごしたり、仕事をしたりする新しいライフスタイルのひとつ。
今回のアンケート調査では、
- 都市部に住み続けたい:39.9%
- 興味はあるが、困難だと思う:35.2%
- 可能ならやりたい:18.4%
- 是非やりたい :5.5%
- その他:1.0%
という結果になり、特に20代では関心が高く、「可能ならやりたい」、「是非やりたい」の割合が他の年齢よりも高いことがわかりました。
全体の結果で見ると是非やりたいの回答率が高いのは、夫婦と子供世帯や3世帯以上という状況なので、20代でも特に子育て世代が二地域居住に興味が高いのだと思います。
二地域居住のメリットを考えると、
- 都会と田舎のいいとこどりができる
- 自然溢れる場所で子育てできる
- 生活基盤を変える必要がない
など様々なことが考えられますが、二地域居住にはデメリットもあり、
- 家の維持管理費用がかかる
- 移動時間と交通費の負担が増える
- 人間関係がややこしくなる
こともあるので、安易に二地域居住を判断すべきではありませんが、地方自治体でも積極的に誘致しているところがありますので、そういったじい地帯に限定するのも良いかもしれません。
2016年の二地域居住推進モニター調査では、
- 千葉県銚子市
- 長野県富士見町
- 鹿児島県さつま川内市
2017年の二地域居住推進モニター調査では、
- 千葉県南房総市
- 兵庫県姫路市家島
- 福岡県宗像市
こういった地域なら、自体が積極的に取り組んでいますので、二地域居住の基本ルールや地域住民の受け入れ体制も整っている思います。
いずれにしても、二地域居住という新しいライフスタイルを取り入れることができれば、地域活性化にも役立つかもしれませんね。
出典:全宅連
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