
中古マンションやヴィンテージマンションに対するリノベーション需要が高まり、現在新規参入や相次ぐ業務提携が進み、リノベーション市場が活況を帯びてきています。最近では、東急鉄道とリノベるが資本業務提携を結び、一棟リノベーションマンションの開発を起爆剤として考えているようです。
住宅・不動産業界の大手企業も、人口減少によるマーケット規模の縮小を意識して、既存住宅の活用に舵を切ったことで、リノベ事業に注目が集まり、これまで中堅各社の事業領域だった住宅市場が様変わりする勢いがあります。
東急リバブルや大京グループ、三菱地所レジデンスなどの大手が続々とリノベを主力事業に据え始めていることもこの流れに拍車をかけており、この流れは東京だけではなく関西にも及んでいます。
関西を地盤とする売買仲介の福屋ホールディングスと家具輸入販売のアクタスが提携し、リノベーション専用ショールームの「HOW(ハウ)」をオープンし、自宅マンションの全面改修や中古マンション購入時のリノベを対象にサービスを展開。
リノベーション費用は専有面積70㎡換算で1000万円超えを想定し、内装工事とアクタスの家具購入代を合算して組めるノンバンクのローン商品も整えるなど異業種間での提携や新たなサービスの展開による新規顧客層の取り込みも始まっています。
そんな中で、ヴィンテージマンションの中古流通価格も上昇しており、最高価格は2005年8月竣工の「三番町パークテラス桜苑」の坪988万円(新築分譲時は456万円)とほぼ1000万円に到達する勢いで、トップ3は共に千代田区のマンションが占め、上位30位はすべて東京という、東京都心部の高騰具合の凄さを実感する結果もでています。
そんな中で1992年3月に竣工されたアッパーレジデンス南青山は、2014年11月以降からリノベ販売を開始し、1億9800万円~3億5000万円で4戸を売り出し、リノベ後の販売状況は計画以上の進捗となっていることでも注目を集めています。
新築相場で900万円のものが、築20年超のリノベ市場では700万円台で購入できるなどインバウンド市場の活況さで、アジア圏の海外富裕層からの引き合いが未だに続いています。2020年の東京オリンピックを控え、この流れは今暫く続きそうです。
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