
国土交通省がまとめた資料である「16年度住宅市場動向調査」によって、新築マンション購入時に、中古マンションの購入検討を行う人が増えている傾向が鮮明に。
ここ数年の新築マンションの価格上昇や供給戸数の減少など、新築マンションの魅力が減少していることが、中古マンションの人気につながる傾向に拍車をかけています。
平成13年から開始されたこの住宅市場動向調査は、今回で16回目になりましたが、中古マンションを購入検討する人がここまで増加したのは、初めてのことです。
今回の「16年度住宅市場動向調査」で最も特徴的な結果が・・・
分譲マンション取得世帯が住宅購入時に比較した住宅が、分譲マンションが78.8%(昨年は85.7%で6.9%減)、中古マンションが31.8%(昨年は24.7%で7.1%増)と大幅に増加。
平性24年の調査と比較すると、13.2%も中古マンションと購入比較をする家庭が増えている結果になっていますので、ここに来て中古マンションの人気が急上昇しています。
実際に住宅購入の決め手になった理由を確認した質問で、回答が最も集中した項目は、
- 注文住宅:信頼できる住宅メーカーだから
- 分譲戸建て:一戸建てだから
- 分譲マンション:住宅の立地環境が良かったから
- 中古戸建:価格、家賃が適切だったから
- 中古マンション:価格、家賃が適切だったから
- 民間賃貸住宅入居:価格、家賃が適切だったから
中古マンションを購入した世帯は、価格、家賃が適切だったからという項目をなんと71.6%も選んでいます。
さらに中古マンションを選んだ人の新築か中古かを判断した理由は、予算的にみて中古住宅が手頃だったからが一番人気で、次に選ばれたのは新築住宅にこだわらなかったという順番。
また住宅取得時に経済的要因が与えた影響度をチェックした質問でも、全体的に影響している傾向が高いと回答し、特に金利動向が気になるという回答が最も多かったようです。
この様に住宅取得において、従来のように新築だけを対象に購入するということではなく、中古市場にも着目する人が増えていくことで、既存住宅の有効利用という意味では、非常に良い傾向担ってきたと思われます。
今後の傾向としては、リフォーム市場にどの程度波及するのか?という部分も凄く気になるところですね。
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