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アシューマブルローンがフラット35でも可能に!

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フラット50にしか設定されていなかったアシューマブルローンが、フラット35でも今年の4月より適応されるようになり、これでまた長期優良住宅の普及に弾みが付きそうです。

アシューマブルローンという仕組みをご存知でしょうか?

簡単に説明すると、アシューマブルローンは「債務承継型ローン」とも呼ばれ、既存住宅売買時に売主のローンを買主へ引き継げるローン制度のこと。

このアシューマブルローンは、金利上昇局面においては、物件の価値を高めることができるひとつのポイントになります。

アシューマブルローンで契約されている物件は、売買代金がローン残高より高い場合は、買い主が売り主に売却代金からローン残高を差し引いた金額を支払い、売買代金がローン残高より安い場合には、売り主に買い主がローン残高から売買代金を引いた金額を支払います。

少しわかりにくい仕組みですが、ローンを引き継げるということがアシューマブルローンの一番のメリット。

ローンを引き継ぐということは、金利も含め、売り主が行ったローン契約を全て引き継げるということなので、超低金利時代に契約されたローンは、非常に魅力的になります。

特にフラット35は、昨年8月が下落の底だったので、それ以降に契約するローンよりも、その当時のローン契約の方が金利が魅力的に。

それが新たな資産価値として物件に付与されると、既存の長期優良住宅は、超低金利付きのローンというインセンティブ付きで売り出すことができるようになり、購入者にとっては非常にメリットが高いポイントに。

同時にハウスメーカーにとっても、長期優良住宅を販売する際のメリットのひとつとして、流通させやすい状況が整うというものです。

現状のフラット50のアシューマブルローンは、フラット35の取扱金融機関の4分の1程度、それがアシューマブルローンの普及を阻害している要因のひとつなので、それを改善し、アシューマブルローンを普及させる上でも、非常に重要なポイントになると考えられています。

いずれにしても、今年の4月にならないと市場に登場しませんので、そのタイミングでどうなるのか?それが非常に楽しみですね。

***********発信者情報***********

一級建築士事務所 株式会社 賢
大阪府知事登録(ハ)第19927号

特許 第4000452号       「引っ張り雇いほぞ」
実用新案 登録2003-271641 「木造門型ラーメン」


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担当:西窪

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