現場レポート&ニュース

家賃保証という名目には、十分にご注意ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
家賃保証 サブリース契約 賢 構造計算 大阪

先日TVを見ていたら、1億円程のローンを組み賃貸用のアパートを建てた家主さんと不動産会社がトラブルになっているという話がありました。その原因は、いわゆる「家賃保証」です。

どんどん住宅を建てないとビジネスにならない不動産会社と、空いた土地を持っている地主さんですから、お互いに同じレベルの知識を持って、賃貸アパートの設計・施工・運営を行なっていれば良いのですが、現実は専門家の方が知識が多く、理解せずに契約してしまう家主さんもいらっしゃいます。

この賃貸保証=サブリース契約というのは、仕組み自体は非常に良いものなのですが、契約書に盛り込まれている条項によって施主側に不利になり、最近ではトラブルになっていることが報告されています。

どこが問題になるのか?それは30年保証などという名目で謳いつつも、実は10年後以降に賃貸状況に合わせ、家賃保証の金額を変更できるというもの。しかも下限無く下げることが出きる契約もあるようなので、そういった契約内容の場合だと施主側にとっては非常に不利になるのです。

不動産会社の方は、賃貸物件を建築した段階で利益を手にしていますので、それを元手に保証等を行なっていくというイメージなのです。施主側は、その物件が生み出す家賃収入でローンを返済していくという流れになります。

固定資産税が上がっていく現状では、更地として放置しているだけでは、どんどん支出が増えていってしまうので、地主さんとしては、どうにかしてでもお金に変えたいというお気持ちはわかります。

しかし冷静に判断する必要があるのです。もしご自身が1億円のローン契約をするのであれば、専門の弁護士に相談するなどの予防策を事前に講じておくことも一つの方法だったりもします。

全ての会社とは言いませんが、どの会社でも専任の弁護士に契約書の作成を依頼していますので、素人がパッと見ただけでは、わからないような条項が含まれていたりもするのです。それ以前に、その不動産会社が潰れてしまえば、家賃保証という事実すら無くなってしまうのです。

ここで間違えないで欲しいのは、全ての不動産会社がそういう契約だと言いたいということではなく、賃貸マンションやアパート経営はビジネスなので、ご自身の目でしっかり確認し、契約内容を理解した上で、契約や施工を行う必要があるということです。これはご自宅を買われる場合でも一緒です。

それ以前のお話として、ご自身がお持ちの土地に20年以上人の流入があるのか?ここは一番最初に考えなければなりません。簡単に考えてみても、実利で年間5%の利回りでも20年かかって100%になり、初期費用の回収が終わるということなのです。

収益物件で重要な土地選定を排除して、土地の有効利用という視点だけでの賃貸物件の建築には、非常にリスクが伴いますので、少しでも多くの人の意見に耳を傾けることをお勧め致します。

********発信者情報********

一級建築士事務所 株式会社 賢 大阪府知事登録(ハ)第19927号
特許 第4000452号       「引っ張り雇いほぞ」 実用新案 登録2003-271641 「木造門型ラーメン」

ラーメン門型フレームと言えば、株式会社 賢です。皆様の安心のために、日々より良い商品を開発しています。

〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1丁目11-13-1003

電話番号:06-6120-2080
Eメール:info@ken-network.co.jp
担当:西窪

*********************

関連記事

ピックアップ記事

  1. 最近の住宅には様々なニーズがあり、定額制住み放題サービスにも注目が集まっています。
  2. 猫付き住宅や猫付きマンションという市場があるのをご存じでしょうか?これはいくつかのパターンがあ...
  3. 大阪における戸建て住宅の補助金制度について
    大阪府では戸建て住宅の所有者や購入者に対して、さまざまな補助金制度を提供しています。
  4. 家賃に上乗せなしで賃貸物件が家具付きになる不動産仲介サービスが2019年7月8日から新登場。
  5. 全国の空き家率は年々上昇し、平成25年は全国平均で13.5%まで上昇し、過去20年で約2倍も空...
  6. 解体の窓口のAI解体費用シミュレータの精度が大幅向上しています!
    バリュークリエーション株式会社が運営する解体の窓口で使えるAI解体費用シミュレータの精度が大幅...
  7. 国土交通省が主体となって進めている長期優良住宅化リフォーム推進事業の通年タイプの申請が先日より...
  8. 2拠点生活は疲れるし後悔する?メリットやデメリットを紹介します。
    最近は芸能人だけではなく、一般の人の中にも2拠点生活を行っている人が増えている傾向があります。
  9. 先週もお伝えした大阪府住宅供給公社のDIY型賃貸住宅がなんと一気に規模が拡大されました。
  10. 折りたたみ可能なパーソナルブースでスペースの有効活用ができる!
    コロナ禍でリモートワークが増えたり、小さなオフィスに移転したりなど、多くの会社で働き方が大きく...