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古い住宅の電気設備は大丈夫?中古住宅購入前に確認したい分電盤・配線・容量

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古い住宅の電気設備は大丈夫?中古住宅購入前に確認したい分電盤・配線・容量

中古住宅を購入するとき、キッチンや浴室などの水まわりは確認しても、電気設備までは細かく見ない人が少なくありません。

しかし、築年数の古い住宅では、分電盤や配線、コンセントの数、契約容量などが現在の生活スタイルに合っていないことがあります。

エアコン、電子レンジ、IH調理器、ドラム式洗濯機など、現代の住宅では多くの電気を使うため、古い設備のままだとブレーカーが頻繁に落ちたり、希望する家電を使えなかったりすることもあります。

さらに、リフォーム時に配線更新や専用回路の追加が必要になると、想定外の工事費につながることもあります。

この記事では、中古住宅購入前に確認したい分電盤・配線・電気容量のポイントをわかりやすく解説します。

築古住宅では電気設備も確認したい

住宅の電気設備は、建物と同じように長期間使われるものです。見た目では問題がなくても、分電盤や配線が古かったり、コンセントが少なかったりすると、実際に住み始めてから不便を感じることがあります。

特に築古住宅では、建築当時と現在では家庭で使用する電化製品の数や消費電力が大きく違います。昔は問題なかった設備でも、現在の暮らしでは容量不足になることがあります。

内装が新しくても電気設備が新しいとは限らない

中古住宅では、壁紙や床、キッチンなどがきれいにリフォームされていても、壁の中の配線や分電盤まで交換されているとは限りません。見た目が新しいから電気設備も安心とは考えず、どの範囲まで更新されているのか確認することが重要です。

分電盤で確認したいポイント

分電盤が古すぎないかを見る

分電盤は、住宅内の電気を各回路へ分ける重要な設備です。築年数の古い住宅では、古いタイプの分電盤がそのまま使われていることがあります。カバーの破損や変色が目立つ、回路数が極端に少ない、増設を繰り返した形跡がある場合は、今後交換が必要になる可能性があります。

リフォームでエアコンやIH調理器などを追加する場合、既存の分電盤では回路数が足りず、本体交換や回路増設が必要になることもあります。

漏電ブレーカーの有無も確認する

分電盤を見るときは、漏電ブレーカーが設置されているかも確認したいところです。漏電が発生した際に電気を遮断する役割があり、安全面で重要な設備です。

古い住宅では設備構成が現在とは異なることもあるため、自分で判断しにくい場合は、電気工事業者などに確認してもらうと安心です。

配線の古さや回路数にも注意する

配線は壁の中にあるため見えにくい

電気配線の多くは壁や天井の内部にあるため、通常の内見では状態を確認できません。そのため、築年数や過去の電気工事履歴から判断することになります。

増改築を繰り返している住宅では、新旧の配線が混在していることもあります。古い配線をそのまま使いながらコンセントだけ増やしている場合などは、リフォーム時に配線の見直しが必要になる可能性があります。

専用回路が必要な家電を想定する

エアコン、IH調理器、食器洗い乾燥機などは、使用条件によって専用回路が必要になることがあります。築古住宅では、そのための回路が用意されていないことも珍しくありません。

購入後に設備を入れ替える予定があるなら、「この家電を設置できるか」まで事前に確認しておくと、リフォーム後の追加工事を減らしやすくなります。

契約容量が生活に合っているか確認する

容量不足だとブレーカーが落ちやすい

古い住宅では、家庭全体で使える電気容量が現在の生活に対して少ないことがあります。複数の家電を同時に使ったときにブレーカーが落ちやすい場合、契約容量や設備側の見直しが必要になることがあります。

特に家族人数が多い、エアコンを複数台使う、オール電化設備を導入したいといった場合は、購入前に現在の容量を確認しておくことが大切です。

容量を増やせば必ず解決するとは限らない

契約容量を増やせば単純に解決するように見えますが、住宅側の引込線や分電盤、配線が対応できるか確認が必要になる場合があります。設備が古い住宅では、容量変更と同時に電気工事が必要になることもあります。

そのため、「何アンペアまで使えるか」だけでなく、希望する生活スタイルに設備全体が対応しているかを見ることが重要です。

コンセントやアースも確認したい

コンセントの数と位置を見る

築古住宅では、現在の暮らしと比べてコンセントの数が少ないことがあります。延長コードや電源タップを多用すると使い勝手が悪くなるだけでなく、負荷が集中する原因にもなります。

内見時には、リビング、キッチン、寝室などで必要な場所にコンセントがあるかを確認しましょう。家具や家電の配置まで考えると、購入後の使いにくさをイメージしやすくなります。

水まわりではアース設備も確認する

洗濯機や電子レンジなどを使用する場所では、アース端子の有無も確認しておきたいポイントです。古い住宅では必要な場所にアース端子がないこともあり、設備更新とあわせて工事が必要になる場合があります。

リフォーム時に予算オーバーしやすい電気工事

間取り変更で配線工事が増える

壁を撤去してLDKを広げる、キッチンの位置を変更するなどのリフォームでは、照明やスイッチ、コンセントの位置も変わります。その結果、配線工事の範囲が大きくなり、予想以上に費用がかかることがあります。

さらに分電盤交換や専用回路の追加まで必要になると、内装工事だけを想定していた場合より予算が膨らみやすくなります。

壁を仕上げる前に電気計画を決める

電気設備は、リフォームの早い段階で計画しておくことが重要です。壁や天井を仕上げた後でコンセントを増やしたくなると、再び壁を開ける必要が出ることがあります。

どこに家電を置くのか、エアコンは何台必要か、将来IHや電気自動車の充電設備を使う予定があるかまで考えておくと、後からの追加工事を減らしやすくなります。

購入前に専門家へ確認した方がよいケース

分電盤が明らかに古い、コンセントが極端に少ない、増改築歴が多い、配線工事の履歴が分からないといった住宅では、購入前に電気設備の状態を確認しておくと安心です。

中古住宅を大規模にリフォームする予定がある場合も、設計段階で電気容量や回路計画を確認しておくことが重要です。購入価格だけでなく、必要な電気工事まで含めた総額で検討すると、予算オーバーを防ぎやすくなります。

まとめ

築古住宅の電気設備では、分電盤の古さ、配線や回路数、契約容量、コンセントの数や位置などを確認することが重要です。

内装や設備機器が新しくても、壁の中の配線まで更新されているとは限りません。

特にリフォームを予定している場合は、エアコンやキッチン設備など、将来使う電化製品まで想定して電気計画を立てることが大切です。

購入前に必要な工事を把握しておけば、住み始めてからの不便や想定外の追加費用を減らしやすくなります。

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