現場レポート&ニュース

よこはま団地再生コンソーシアムで団地再生の仕組みが変わる?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

神奈川県横浜市が、全国初の取り組みとして、昨年12月に発表したのが「よこはま団地再生コンソーシアム」。

これは高経年団地が急増している横浜市が主体となっている取り組み。

行政、公的な住宅供給事業者、金融機関が緊密に連携することで、これからの団地再生の仕組みを大幅に改善しようというもの。

  • 建物の老朽化
  • 深刻な超高齢化
  • 地域活動の担い手不足の対応
  • 多世代居住の推進

など、高経年団地が抱える問題をそれぞれの分野の専門家が蜜に連携することで、改善していこうという試みです。

実際に参加するのはこの6つの団体。

  • 神奈川県
  • 横浜市
  • 神奈川県住宅供給公社
  • 横浜市住宅供給公社
  • 独立行政法人住宅金融支援機構
  • 独立行政法人都市再生機構

すでに計画されているワーキング内容として、

ソフト面では、

  1. 若年層の流⼊(多世代居住、住替え⽀援等)
  2. ⾼齢者⽀援(⾒守り活動、活動⽀援等)
  3. ⼦育て⽀援(保育サポート、コミュニティ形成サポート等)

ハード面では、

  1. 拠点整備(交流、⼦育て⽀援、⽣活⽀援拠点等)
  2. バリアフリー等の建物改修、建替え⽀援
  3. 建物改修、建替えに係る⾦融⽀援、財政⽀援

これらのことを6者が連携して進めることで、これまででは解決できなかった問題の改善を目指すもの。

横浜市には、すでに45年以上経過した高経年団地が45100戸もあり、10年後には約3倍の147100戸、40年後には約15倍の710500戸になる予想も。

この現状と予想が今回の「よこはま団地再生コンソーシアム」を生み出す一番の要因になりました。

実際に運用開始後、間もないこともありまだまだ大きな成果は上がっていませんが、公的機関が提供する高経年団地の改善に対する、新しい仕組みのひとつになるのかもしれませんね。

***********発信者情報***********

一級建築士事務所 株式会社 賢
大阪府知事登録(ハ)第19927号

特許 第4000452号       「引っ張り雇いほぞ」
実用新案 登録2003-271641 「木造門型ラーメン」


ラーメン門型フレームと言えば、株式会社 賢です。
皆様の安心のために、日々より良い商品を開発しています。

〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1丁目11-13-1003

電話番号:06-6120-2080
Eメール:info@ken-network.co.jp
担当:西窪

***************************

関連記事

ピックアップ記事

  1. 近畿圏 住みたい街ランキング2019 【LIFULL HOME’S】
    不動産・住宅情報サイトのLIFULL HOME’Sが集計した、「2019年 近畿圏...
  2. 2019年のゴールデンウィークは、10連休という人も多いのではないでしょうか?...
  3. 総務省が行った【平成30年住宅・土地統計調査 】の結果、空き家率...
  4. 大阪府住宅供給公社のリノベーション物件でも人気の「ニコイチ」と「リノベ55」のオープンルームが...
  5. 若者世代は賃貸契約も電子契約でスマートに行いたいと考えている
    株式会社いえらぶGROUPが行った調査によると、Z世代の若者は賃貸契約も電子契約でスマートに行...
  6. プレミアム既存住宅という言葉を知っていますが、現在はまだ仮称ですが国土交通省が目指す中古戸建て...
  7. 国土交通省が行った「平成30年度マンション総合調査結果」の結果、マンションへの永住意識が過去最...
  8. 個人向け地盤補償 The Future10で地盤品質証明書発行!
    個人向け地盤補償,The Future10,地盤品質証明書...
  9. ついに大阪にも株式会社 百戦錬磨の民泊施設が登場することに。
  10. 先日、国土交通省から2015年度の既存住宅売買瑕疵保険の保険証券発行実績(保険契約件数)が発表...